Mr_ENOUGHの小言

ひたすら小言を書いていきます。

【読書】永遠の0

読みましたよ。とっても良かったです。 目頭が熱くなりました。本当に素晴らしかったです。

主人公兄弟(姉と弟)が戦争中におじいちゃんと関わりのあった人達を訪ねていき、話を聞いていくストーリーで展開されます。十人十色で様々な人がおり、宮部(おじいちゃんのこと)を大嫌いだという人があり、命の恩人だという人あり、臆病者だという人あり、空戦の天才だという人あり。その一人ひとりのエピソードを読むたびに目頭が熱くなりました。個人的な感想ですが、宮部はその時代に真っ向から紳士におかしいと態度で示した人なのだろうと感じました。

僕はこの時代に生を受けて本当に幸せなのだと感じることができます。かっこいいシーンは何度も出てきますが、そればかりではないですよ。とっても悲しい話です。当時日本が如何に迷い、上層部の人達が如何に無能であったかがよくわかりました。人の命が軽く見られていたことについては分かってたとはいえ、なんとも言えない気持ちになりました。しかし、ストーリーが面白く、テンションが上がり一気に読み終えました。とても面白かった。