Mr_ENOUGHの小言

ひたすら小言を書いていきます。

【アニメ】カウボーイビバップを見ました。そして白夜行

初めて見ました。かっこいいですね。臭いですね。僕はこういったものは嫌いじゃないです。悪くない。ワザとやっているのかなっていうくらい気障で、おしゃれで、おかしくて、切ない。そんなお話でした。

出ている声優さんは素敵な方達ばかりです。かわいいって要素はないかな。とにかくクールでおしゃれです。登場人物たちは皆、過去に何かがあり、それを背負って生きています。それが物語に深みをつけているのでしょうね。影がある人たちが寄り集まって賞金稼ぎをしているお話。

なぜか知らないけれどこの文章を書いている最中に東野圭吾の小説「白夜行」を思い出してしまった。読み返してみるかな。影を背負って生きているってところが共通点なんだよね。まあ、それ以外はまったく共通点はないけれど。

あたしの上には太陽なんかなかった。いつも夜。でも暗くはなかった。太陽に代わるものがあったから。太陽ほど明るくはないけれど、あたしには十分だった。あたしはその光によって、夜を昼と思って生きてくることができたの。

なんとなく白夜行のセリフを引用してみた。ビバップ号に乗っている人たちとはちょっと違うかもしれないけれど、表舞台で堂々と踊れない感じが似ているなと思った。そんな感覚をもった。

太陽の光を燦々と受けて光り輝いている人も魅力的なのは事実ですが、こういった影をまとった人たちも魅力的ですね。光と影両方知っておいた方がいいですよね。光が影を作るのです。それを分かってほしいものです。それが分からない人には理解でないかもしれません。

名言が沢山あってそれがいちいちしびれます。 おしゃれな会話のやり取りとアクション。 よくいわれるのがルパンと探偵物語を足した世界観。言いえて妙ですね。

自分が心に残ったおしゃれなセリフはこれかな

その1

スパイク プレイリーオイスターをおごるよ

その2

フェイ  「昔の女が今でも自分のこと考えているなんて大間違いよ」 スパイク「女がみんな自分と同じだと思ったら大間違いだぜ」

その3

フェイ 「人の中で一人ぼっちだって感じるより、一人っきりで孤独を感じる方がマシ・・」

その4

アンディがフェイに 「君の瞳に・・・映った僕に乾杯」

その5

私は警告したかったのだ…

哲学無き資本主義が生み出した全ての無駄に対して。

無駄に開拓される惑星。 無駄に流れ続けるメディア。

そしてその象徴である無駄に高いビル。

それらを破壊することによって 本来の開拓者の在り方を問い正したかったのだ。

その6

そん時から俺は、片方の目で過去を見て、もう一方で現在(い  ま)を見てた。目に見えているものだけが現実じゃない。そう思ってた。  醒めない夢でも見てるつもりだったんだ。  いつのまにか醒めちまってたな。  死にに行くわけじゃない。俺が本当に生きてるかどうか確かめにいくんだ

その7

「スパイク、一つだけ聞かせてくれ。女のためか?」 「・・・死んだ女のためにできることなんてないさ」 「・・・」 「死にに行くわけじゃない。俺が本当に生きてるかどうか、確かめに行くんだ」

自分が生きていくうえでは絶対に発することのないだろうと思われるセリフ・・・。それを見せてくれるからいいんだよね、これはだから面白いんだよね。

カウボーイビバップ白夜行両方とも僕は大好きな作品です。興味を持った方は触れてみてくださいね。白夜行が好きになったら、幻夜とか殺人の門を読んでみてくださいね。これらの作品は結構きつい話だけど、読むといいよw

カウボーイビバップ

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白夜行幻夜・殺人の門

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